社員の健康増進の取組み

ＳＯＭＰＯグループの経営理念である「お客さま視点ですべての価値判断を行い、保険を基盤としてさらに幅広い事業活動を通じ、お客さまの安心・安全・健康に資する最高品質のサービスをご提供し、社会に貢献」することを実現するためには、その原動力である社員と家族の心と体の「健康」が大切です。当社はその考えに基づき、社員の健康維持・増進を経営の重要なテーマと位置づけ、健康経営に取り組んでいます。
当社およびグループ各社の取組みについては、ＳＯＭＰＯホールディングスのホームページにも記載しています。

• 健康経営の取組み（ＳＯＭＰＯホールディングスホームページ）

当社では、社員一人ひとりが心身ともにより良い健康状態でパフォーマンスを高め、働きがいを実感できる環境づくりを目指しています。当社の存在意義の発揮、持続的な成長のため、生産性の向上と社員の心身の健康維持・増進を経営の重要なテーマの一つと位置づけ、健康経営に取り組んでいます。

～心と身体と組織の健康～

当社は、すべての社員が精神的にも肉体的にも、そして社会的にも満たされ、自らと周囲の人々の健康を重視し、病気や障がいの有無に関わらず、働き続けられる健康な組織の構築に取り組みます。

健康経営の各種施策から経営課題の解決、目指す姿などの一連の流れを「戦略マップ」で示しています。

• 戦略マップ(PDF/422KB)

当社社員の健康データ分析からみえた健康課題解決に向け、ヘルスリテラシー向上を基盤とした「生活習慣の改善による生産性向上」「女性特有の健康課題改善による女性社員の生産性向上」「メンタルヘルス不調の予防と早期発見」を重点取組施策に設定し、中長期的な施策を展開しています。

1,7,8,9：各項目対象者/全社員
3,4,5,6：各項目対象者/40歳以上
3：厚生労働省報告年：2020年（2019年11月～2020年10月までに指導を終了した人）
9：WLQ-J：Work Limitations Questionnaire 健康問題による業務生産性低下率を測定する指標（100％が最も生産性が高い状態）
9：ストレスチェックと同じ受検者数・受検率

その他のデータ

2：対象者/時間管理者
4：対象者/全社員
5：欠勤による総喪失日数/（営業日数×人数）から算出

社内施策にとどまらず、健康保険組合と連携した取組みを展開しています。

●ヘルスリテラシーの向上

• 健康増進強化週間および月間の設定
• 年間を通じた社内セミナーの実施（22年度参加者数：5,296人、満足度：4.49/5.00）
• eラーニングの実施
• 人材育成の教科書（健康編）の活用
• 健康マスター検定受検推進（合格率　ベーシック：84.6%、エキスパート：76.7%）
• 「へるすあっぷなび」(社内サイトのHP)を活用した健康情報の一元化

●生活習慣病発症・重症化予防対策

• 生活習慣病ハイリスク者の管理（22年度管理率：96.8%）
• 保健師・看護師による健康診断事後オンライン面談
• 社内SNSを活用したより良い生活習慣（食事・運動・睡眠）定着のための情報提供
• ウォーキングイベントの開催
• ストレッチ動画の社内放映
• 推定野菜摂取量測定イベントの全国開催
• 本社社員食堂における健康メニューの提供
• 健康ポータルサイトを活用した生活習慣の定着化
• 唾液によるがんリスクチェックの実施
• 卒煙オンラインサポート、禁煙治療補助

●女性の健康課題

• 社内ピンクリボン月間の設定
• 年代別や男性管理職向けセミナーの実施
• フェムテックの導入(利用者数：734 人)
• 婦人科がん検診の補助、乳がん自己触診グローブ・HPV自己検査キット配布
• 女性の健康相談窓口の開設（オンライン、電話）
• 「へるすあっぷなび」(社内サイトのHP)を活用した女性の健康情報の一元化

●メンタルヘルス対策

• eラーニング（セルフケア編）の実施（受講率：96.0％）
• 個人のプレゼンティーイズムの定期的な測定（22年度パフォーマンス総合評価：93.6%）
• 職場の総合健康リスクの定期的な測定（22年度総合健康リスク：104）
• ストレスチェック後管理職向けセミナーの実施
• ストレスチェックハイリスク組織における個別相談会の実施

●働きがいを実感できる職場づくり、活力ある労働環境の確保

• 1on1ミーティングの実施
• ワークエンゲージメントの定期的な測定（22年度スコア：3.56/5.00）、セミナー開催
• 時間や場所にとらわれない働き方の環境づくり（テレワーク、シフト勤務制度）
• 新しい働き方に合わせたワークプレイスの提供

推定野菜摂取量測定会

社内ピンクリボン月間