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東日本大震災~社員のスキルを活かした復興支援~

東日本大震災復興支援『社員派遣プログラム』

被災地復興に必要とされる支援が「短期的なボランティアから中長期的な支援へと変化」するとともに、「マネジメントスキルをもった企業人材のニーズが高まってきた」ことから、被災地復興に取り組むNPOに当社社員をサポート役として業務派遣する「社員派遣プログラム」を2012年度から実施しています。

2012年度 ~社員派遣プログラム 第一弾~

派遣先は、医療・看護・介護分野で活躍する「一般社団法人キャンナス東北(宮城県石巻市)」で、2012年7月から9月にかけて、公募で集まった合計10人の社員を業務派遣し、訪問介護のデータ整備・分析、マニュアルの作成、行政との連携業務、広報ツールの作成などに取り組みました。

【現地スタッフとのミーティングの様子】 

■社員派遣プログラムメンバーの声■

「現在の被災地の様子、現地で活動している方々、被災地が抱えている問題等をもっと発信していく必要性を感じました。」
「普段とは、まったく異なる環境でしたが、営業現場で学んだ相手のニーズを把握し解を提供する力、事故処理のサービスセンターで学んだお客さまの声に耳を傾けるという姿勢、内勤部門で培ったデータ整備を通じた業務効率化、定量的に効果を把握するためのツール作り、社外向けPRツールの企画提案力などで貢献できたのではないかと思います。」

2013年度 ~社員派遣プログラム 第二弾~

派遣先は、太陽光発電所や植物工場での体験学習を通じて、地元の子ども達の成長を支援している「一般社団法人福島復興ソーラー・アグリ体験交流の会 南相馬ソーラー・アグリパーク(福島県南相馬市)」で、2013年7月から10月にかけて、公募で集まった合計9人の社員を業務派遣し、体験学習の充実を目的としたワークシートの改善・品質向上のための仕組み作り、助成金申請書類の作成、太陽光パネルオーナーの拡大策提案、地元連携先の開拓・ヒアリング、地域イベントの立案・企画・参加などに取り組みました。

【体験学習プログラム実施の様子】

【企画・立案を行う派遣社員】

■社員派遣プログラムメンバーの声■

「震災当時、保険金支払いの応援で被災地に行き、現地の被害状況を目の当たりにしていました。被害の大きさに言葉を失い、もっとできることはないのかと感じていたため参加しました。」
「日常業務から離れて新しい仕事に取り組み、自ら課題を発見して成果を出すことの難しさを実感しました。また同時に、スピード感と情熱を持っていないと新しいことは成し遂げられないということにも気付きました。」
「慣習や慣例を継続するだけではなく、一人ひとりのニーズに対応していくことの重要性を改めて認識することができました。」

2014年度 ~社員派遣プログラム 第三弾~

派遣先は、2012年度実施の第一弾と同様、医療・看護・介護分野で活躍する「一般社団法人キャンナス東北(宮城県石巻市)」で、合計4人の社員を業務派遣しました。団体の取組みを網羅的に掲載したチラシの作成や団体が予定していた報告会でのアンケート用紙の作成、集計作業などに取り組みました。
参加した社員からは、「日頃なかなか経験できない貴重な体験をし、今までとは異なる視野を養うことができた。今後の業務にも活かしていきたい。」などの声が寄せられました。

【(一社)キャンナス東北のメンバーと社員派遣プログラムの参加メンバー 】

2015年度 ~社員派遣プログラム 第四弾~

派遣先は、「子どもから高齢者まで病気や障がいの有無にかかわらず地域で健康的に生活し続ける事が出来る社会を創造する」を理念にリハビリテーション複合サービスを展開している「一般社団法人 りぷらす(宮城県石巻市)」で、合計5人の社員を業務派遣しました。団体が普及・促進に取組んでいる、住民主体で地域を支える「おたがい体づくりサポーター」の運営体制の構築やマニュアルの作成などに取り組みました。
参加した社員からは、「課題解決を先送りにせず、課題を認識した時点で迅速に対処すること、また、ひとつの課題に対し、俯瞰的な視点を持ち、解決策を見出すことを職場で実践したい。」などの声が寄せられました。
また、派遣先団体からは、「運営体制の構築が1から2ではなく、1から10への大きな一歩を踏み出すことにつながった。」などのコメントをいただきました。

【現地スタッフとのミーティングの様子】

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