代位求償とは

荷主が運送人に対して持っている、貨物損害に係わる損害賠償請求権は保険金の受領と同時に保険会社に移転します(これを保険代位といいます)。保険代位によって保険会社が運送人などに対して行う求償業務を代位求償といいます。保険会社は保険金支払終了後、荷主等の被保険者から権利移転書(LETTER OF SUBROGATION)をご提出していただき運送人などに対する求償を行います。

運送人などへ責任追及することにより損害賠償金の回収ができれば、保険契約者の保険成績(損害率)改善の一助になります。また、的確に責任が追求されることにより、貨物の荷扱いが慎重に行われ、運送人による貨物損害防止対策を促進させることにも繋がります。
従って、代位求償を行うことは、保険会社のみならず保険契約者にとっても有用ですので、保険契約者をはじめとする荷主の皆様の協力をお願いします。

【代位求償の流れ】
保険金のお支払い

「LETTER OF SUBROGATION」のご提出
荷主(被保険者)→ 当社(保険会社)

損害立証書類を運送人に提出して交渉開始

運送人と回収金額を協定する。
(運送人の責任制限等により回収できない場合もあります)

運送人などに求償しいくら回収できるかは、運送契約上の責任額および損害種類によって、また損害の立証の度合いにより異なってきます。代位求償してもまったく回収できない場合もあります。従って、保険金をお支払いした案件のすべてが代位求償して回収できるわけではありません。