海外の事故対応体制

1.当社海外ネットワーク

輸出貨物の仕向地は世界全域にわたっており、これに伴って買主の所在地、事故の発生・保険金請求の場所も世界全域にわたることになります。このような海外における貨物海上保険事故に迅速・円滑に対応するため、当社は世界主要港・都市250カ所余りに損害代理店(クレーム・エージェント)を配置して事故対応に当たっています。

また、欧州・北米・東南アジア・中国へ日本人駐在員を派遣し、各地域の損害代理店を管理・指導して円滑で迅速な事故対応サービスの提供を図っています。

貨物保険 海外の事故対応体制図

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2.損害代理店(クレーム・エージェント)の業務

損害代理店が行う業務は大別して二つあります。一つは損害代理店自身または損害代理店が指名したサーベイヤー(鑑定人)が行うサーベイ(検査)業務であり、もう一つはアジャスター(精算人)によって行われる保険金請求書類の受付・支払保険金額の算出・保険金の支払手続き等のアジャストメント(保険金算定)業務です。

上記サーベイ業務とアジャストメント業務はサーベイヤーとアジャスターという各々異なる関係者によって担当されますので、サーベイヤーが貨物の損害および損害額を認定してもそれがそのまま保険金の支払につながる訳でない点に注意する必要があります。

また、当社の大部分の損害代理店ではサーベイとアジャストメントの双方の業務を一社で行っておりますが、一部の損害代理店(サーベイ・エージェントと呼ばれる代理店)はサーベイ業務のみ取り扱っております。この場合は、保険証券上"Nominated Surveyor"として指定され、保険金の支払業務を行う損害代理店は別途表示されます。

なお、損害代理店の行う業務は次の通りです。

  • 事故の受付
  • サーベイの手配
  • 保険金請求書類の収集
  • 保険金支払の可否・支払額の判断
  • 保険金の支払

3.その他

本社の海上保険金サービス室は、海外グループ会社およびクレームエージェントと連携して、海外の事故対応を行っています。